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昼寝していたら、昔の記憶をもとにしたような夢を見ました。
中学入学時と大学入学時が混在したような夢。

しかし、よく夢にありがちな「中学時代の友人と大学時代の友人が一緒に自分の近くにいる」といったものではありませんでした。

まるで、中学入学時と大学入学時が交互にフラッシュバックするような、そんな夢でした。
そして、その夢は、かなり苦痛でした。 






















懐かしさなんて最初だけで、あとは、ひたすら苦痛なだけ。


入学時、新たな環境に対する不安や緊張。

入学直後、友人ができるも、一時の、その場しのぎ的な友人ではないのか、という不安。

この時の友人は、今も、自分のことを覚えているのだろうか、忘れられてしまった(=その人の中で自分は存在していないのではなかろうか)、という不安。

なにより、中学入学時から10年以上、大学入学時から5年以上経っている現在、この頃と比べて自分は成長しているのだろうか、何が変わったのだろうか、という最大級の不安。





こういった感情が全て溶け合い混ざり合い、ぐにゃぐにゃになっていくような感覚が、非常に不快でした。



こんな夢、初めて見たわ。

普段、見る夢は、起きた後、シチュエーションのおかしさに苦笑したりするようなものがほとんどですが、この夢に関しては、本当に、覚えている記憶のままに映像が出てきました。

下手すると、普段、思い出せていない記憶までもが出てきたかも。





私は催眠を信じていませんが、もし催眠で過去の記憶を思い出させることが本当にできるのであれば、結構な苦痛が伴うのかもしれないな、と、ちょっと思いました。






















話は変わって、「1兆個のギャグを持っている」と言っている芸人がいるようですが、個人的に、かなり賢いなと思っています。
実際、なんかのIQテスト(テレビの企画)で、その時受けた芸人の中で一番だったと、ネットのまとめか何かで見た記憶があります。


で、何が賢いのかと言うと、「ギャグ1兆個」と公言しても、それを証明できない点に賢さを感じました。





仮に、ギャグ1個にかかる時間を5秒としましょう。

すると、1兆個のギャグをやるには、 

1兆個×5秒

=5兆 秒

=833億3333万3333.3 分(5兆÷60秒)

=13億8888万8888.89 時間(833億3333万3333.3÷60分)

=5787万0370.3704 日(13億8888万8888.89÷24時間)

=15万8548.959919 年(5787万0370.3704÷365日)

≒15万8548 年


の時間がかかる計算になります(計算ミスが無ければ)。




ちなみに、Wikipediaによると、約15年前に、ヨーロッパにマンモスが現れたそうです。

つまり、ヨーロッパにマンモスが出現してから、氷河期、人類の出現、文明の発達などを経て現在に至るまで、ひたすらギャグを見続けないと、1兆個持っているかは証明できないことになります。

もちろん、そんなことは不可能。



しかも、これは寝食や風呂などを一切せずにギャグを見続けた場合にかかる時間です。

実際に、1日の中で、人間がギャグを見る時間など、多い人でも、1日あたりの平均3時間程度ではないでしょうか。



















そう考えると、とてもじゃないけど、本当に1兆個のギャグを持っているかなんて確かめようがない。
まさに言ったもん勝ちです。 

コンピュータを使えば時間を短縮することはできそうですが、主張している人物がギャグをやらないと,、そもそも検証は始まらないと思うので、結局、コンピュータによるシミュレーションも難しいのではないでしょうか。 





















さて、証明できないことは分かりましたが、それでも、「1兆個持っている」というからには、求められたらギャグをしないといけません。

しかし、これも問題ありません。
なぜかと言うと、ギャグの質には言及していないから(してませんよね?)。




極端な話、披露したギャグが全て滑ったとしても 「1兆個が嘘」という結論には結びつきません。
それとこれとは話が違います。























そのため、「1兆個持っている」と主張する人物は、ギャグを求められた時に、その場で浮かんだギャグを、ただ披露するだけでもよいということになります。

まともな検証は前述の通り難しく、ギャグの質にも言及していないのですから、ただ、これだけのことで、「1兆個持っている」という態度を取ることができます。



できれば、以前、一度もやったことのないギャグの方が信憑性は増しそうですが、過去のものと被ってしまっても問題無いでしょう。

昔、披露したギャグなんて、本人含め、誰も覚えていない可能性が高いですし、そもそも「今までにやったことのないギャグしかやりません」なんて約束はしていません。

突っ込まれても、「ウケの良い鉄板ギャグをやって、観客を楽しませようと思った」とでも言えばいいでしょう。




















ギャグを披露する時、もし「ギャグを披露しまーす」という、ありがちなノリだったら、他のギャグに埋もれてしまうかもしれません。

しかし、同程度のレベルのギャグだとしても、「1兆個の中の1個」と言うだけで、他のギャグとは違う、一種のブランドのような付加価値がつきます。

しかし、実際にやることは、他のギャグと同じ。
特別に準備することなんて何もない。 


















上手い! 実に上手い戦略!

ローコスト(もっと言うなら、コストゼロ)で、キャラづけに成功している!

すごい!





















以上の理由から、私は「1兆個のギャグを持っている」戦略には舌を巻いています。
狙ってやったとしたら、かなりすごい。

マーケティング戦略やロジカルシンキングのヒントが、ここには隠されていそうですね。

繰り返しますが、ギャグが面白いかどうかは別問題です。








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